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とある飛空士への追憶、漫画版終わりました!
ツイピクにも絵をアップしました(別窓)。

ありがとうありがとうさようならありがとう


今月12日発売のゲッサンで無事連載終了となりました。
もっと早くサイト更新しろよ!お馬鹿!すいません!!

■ありがとうございました
終わったー終わっちまったー。
約1年半の連載でしたが、原作の小説に出会ったのは3年も前になります。早いものです。
当時はまだ卒論のテーマもろくに決まっていないしょぼい学生でした。
あれは担当が熊本で仕事があるんだーとか言ってた夜…まあそのへんの話は別にいらないです。

人気ライトノベルのコミカライズというお仕事をいただいた後、原作を読んで最初に思ったのが
「おっしゃーーーこれを目にも鮮やかに視覚化してやるぜ!あまつさえ面白くしてやるぜ!みてろ犬村小六!」
というナマイキなもので、こんな野望を胸に秘めつつネームを起こしながら取材して、仕事場の設備整えて、さぁ漫画だ!

最初は色々と原作を改変してやろうと息巻いていました。
でも描いてみるとこれやっぱりすっごく難しい。
1冊で綺麗に完結する原作小説。
序盤に出てきた伏線を勝手にいじると後半のストーリーにズレが出てくる。
あそこをいじってここのズレを直して、もう訳わからなくなっちゃうくらいなら何も変えなくていいんじゃないか。
そういうことで、最初の決意とは裏腹に漫画版はとても原作準拠で話を進めることにしました。
映画化の話も前から聞いていて、きっと映画は原作と違う構成になることは間違いないだろうから
せめて漫画は原作通りでやってやろうとも考えました。
うーんうーん、私の力不足だ犬村さんめ。
原作のお話は担当編集が言ってくれたとおりとても私と相性がよくて、さらさらとと私の中に染み入ってきました。


(もうこの辺で文章を続けるのが恥ずかしくなってきた)


最初は原作倒してやるぜ!と息巻いてたんですが最後は「くそう犬村さんにやられてしまった…」と涙を浮かべながら
最終話のネームやってました。
やられちまったよ…!

犬村さんには飲みの席でストーリーテリングについて大切な教えをいただきました。
たいへん感謝しているし尊敬しています、ありがとうございます。

あんまり自分の考えを文章におこすの得意じゃないので、もうこの辺にしときますね…!
昔は駄文いっぱい書けたんだけどなー…。
漫画版は終わってしまったけど、原作小説はまだ続いているよ。
「とある飛空士への恋歌」が今年1月に完結したので気になった方はどぞ。
そうそう、「追憶」の映画が秋口に公開されるということだそうで!
漫画最終巻の発売も同じ時期になりますので、また絵をかければなぁと思っております。


■これからのこと
今は、ゲームしたり本読んだりDVDで映画観たりしてます。今月は8本観た。
「追憶」は単行本最終巻を出すのにページ数が足りないので、これから数本読み切りを描きます。
同人もちょこちょこ描いてて、これからもうしばらく月刊小川麻衣子(asaki)状態が続きます。
サイトに告知をだすので、思い出したときに来てみてくださいー。
がんばるっしゅ。

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(´・∀・`)<ドリップコーヒーと間違えてインスタントコーヒーをペーパードリップしてしまった。   



後にはただ水を通しただけのペーパーが残った。捨てた。
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